家庭菜園二年目はエコとサステナブルを意識した5つのテーマ

2020年の4月から家庭菜園を始めました。夏の暑い時期、やる気が低下したこともあったけど、秋に種まきを始めたら、モチベーションが復活。

それ以降、やればやるほど面白くて、いつの間にか、二年目に突入。

追及することがたくさんあって、家庭菜園はやっぱり面白い。

家庭菜園を始めたのと同時に、エコやサステナブルについても意識をしていきました。

二年目の現在は5つのことにテーマに、チャレンジをしていきます。

まず、お金をかけない

とにもかくにも、コレです。笑

お金をかければ、肥料や堆肥など良いものを使えますが、ずっとそれを続けて行けるかというと、そうじゃない。

それこそ、持続可能じゃないサステナビリティがない家庭菜園になってしまいます。

こう思ったきっかけが、家庭菜園を同時に始めたTwitterです。

そこで、家庭菜園をされている色々な人をフォローしたのですが、

その中に「お金をかけずに野菜を育てている人」がいるのを見つけました。

当時はそれが衝撃的で。

野菜はお金をかけずに育てられるんだって。肥料は必ずやらないと、野菜は育たないと思っていただけに、青天の霹靂といいますか。

雑草で肥料を作ったり、採種をしたり、上手くサイクルがつながれば、お金をかけずに野菜を育てることができます。

家計の節約にも繋がるので、これはもうやるしかないっと思いました。

ちなみに、無肥料で金カブの栽培に成功して、なおかつ種は貰い物だったので、実質的には目標を達成です!イェイ☆

無肥料・無農薬

家庭菜園でやるなら、少しでも安全なものを、無農薬の野菜を食べたいと思っていました。

当初から今でも、その思いは変わりません。

それから更に新たな目標ができまして、無肥料でも野菜は育つことを知ってから、

化学肥料を使わない方向性で育てていきたいと思いました。

化学肥料ではないのですが、動物性の肥料も、使うことが良くないことが分かりました※

※鶏糞や牛糞は一般的に有機堆肥として扱われていますが、その飼育された動物がどのように育てられたかが肥料に大きく影響します。鶏や牛は毎日のように、卵を産んだり、ミルクを出すために育てられています。より多く生産物がとれるように狭いところに押し入れられ、成功ホルモンや抗生物質を入れたエサで育っています。自由のないストレスのある環境で育てられた影響、畜産物を出すために合成の肥料を食べさせられている動物たちが出す、鶏糞や牛糞にもそれらが含まれています。さらに、牛糞を堆肥として使う前に発酵させますが、そのために二酸化炭素の17倍くらいの地球温暖化効果メタンガスを発生させています。それらを土に投入した場合、微生物たちが分解するのは、農薬を分解するよりも難しいと言われています。

畑に良いと呼ばれる自然の堆肥を使う

さきほど、化学肥料は使わないと書きましたが、自然の堆肥は使っていきます。

具体的には、これらのものです。

  • コンポストの生ごみ堆肥
  • 米ぬか
  • 雑草
  • 落ち葉
  • もみ殻

コンポストについては、自宅で出た生ゴミ(主に野菜クズ)を堆肥化して、畑の肥料として混ぜ込んでいました。

【バケツコンポスト】の分解しやすいもの・できないもの・まとめ・質問・こんなときは?

この肥料を使って、葉ネギも美味しく育ちました。

まぁ、厳密にいえば、このコンポスト堆肥すらも、農薬が含まれた野菜クズが入っているので、何かしらの影響は受けているかもしれません。とはいえ、今のこの日本で、普通に生活している家庭が、完全に無農薬のコンポストを作ることはムリゲーじゃね?と思う。いずれは、無農薬で育てた野菜をコンポストにして、堆肥として使う、というサイクルを作りたいですが、まだそれには時間がかかる。

なるべく固定種を使う

家庭菜園初心者だったときは、どんな種を選ぶのが良いのかもわかっていませんでした。それこそ、F1種すらも知らなかったくらい。

※F1種とは雑種第一代と呼ばれ、親の種の良いところだけを引き継ぐ種です。そのため、その種から育った野菜は、一様に同じ形をしています。けれども、第一代と言われるだけあって、その野菜から育った種を採種して、翌年に育てても、同じ形にはなりません。

けれども、一年目の秋、知り合いの方から固定種の種をもらって育てたことがきっかけで、固定種のすごさを知りました。

種から野菜を育てて、またその野菜から種を取るという自然のサイクルが本当に素敵だと感じます。昔から受け継いできた良いものを次の世代につなげていくというサステナブルそのもの。

※固定種とは、親から子・子から孫へと代々同じ形質が受け継がれている種で、形質(味や形) が 固定されたものが育ちます。 昔から続く在来種や伝来種は固定種のタイプです。 固定種は、自然淘汰のみで生まれた種と、人間が母本選抜を行いながら生まれた種が存在します。 現代ではあまり使用されなくなってきたタイプの種です。

採種を成功させる

採種については、昨年失敗続きでした。

プチトマトサツマイモを育苗しましたが、どちらも失敗。

今年こそはキチンと採種をして、来年の成功につなげたいです。

農業資材はなるべく自然の素材を使う

一年目で右も左も分からずに、ホームセンターに売られている資材をたくさん買いました。

その資材が悪いというわけでは決してないのですが、化学材料で作られたので、自然には還らないことが難点です。

一度は購入をしたので、それは使えなくなるまで大事に使いますが、今後は化学材料で作られた資材は買わない方向でいきます。

支柱は竹などの自然素材を使ったり、麻紐などを自然に還る素材を使いたいと考えています。でも、竹の資材ってどこで売ってるのかな?そこから調べなきゃ。

まだマルチシートも使っていますが、これからは雑草や藁などでマルチシートの代わりを務めていきます。

さいごに

これらが二年目のテーマです。

エコやサステナブルを意識しながらの家庭菜園って、ものすごく手間がかかります。

けれども、環境に優しくて、ずっと持続可能な生活をしていきたいので、少しずつできるところからチャレンジしていきます。

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