材料費20万で家が作れると言ったら信じられますか?
私も最初に見た時に目を疑いました。けれども、この本を読むと、それが可能なことが分かります。
愉しい電力自給自足生活という本です。
藁と土の家 ストローベイルハウスというものがあるようです。全て自然に帰る素材で出来ている。
電気もお金も必要なく、健康に過ごせる家。
この本では、材料費20万で家が出来ると書いてありました。
素敵☺️
将来、こんな家を作ろうかな!笑
この本、すごくオススメ!#電力自給自足生活 pic.twitter.com/pCYTw2Btxs
— ドラママ@家庭菜園🔰発酵食品🍚 (@dqmama_farming) August 17, 2020
これからの時代、この本に書かれていることが実現されたら、とても面白そうだと思います。
今回は、これらの本に書かれているストローベイルハウスのことをご紹介していきます。
ストローベイルハウスとは
日本ではまだなじみのない言葉ですが、ストローベイルハウスという家があります。
材料は稲わらと土、もみ殻やススキで、すべて自然に還る素材で作られた家のことです。
すべて自然で還る素材で作られたということも衝撃ですが、
さらに驚いたのは電気もほとんど必要がない、化学物質や電磁波の悪影響がないことです。
私はこの本を読んだ時に、雷を打たれたかのように衝撃を受けました。
材料費20万で家が作れる、その内訳とは
この本で書かれているストローベイルハウスは以下のものを使用して作れているようです。
- 壁:稲わらと土
- 天井と床下の断熱:もみ殻
- 屋根:防水シートと野地板の上にススキ
- 漆喰と土、一部分に木材
一部分に木材を購入しても、もみ殻や藁はこの近くにあるものを使うことで、総額は20万もしないとのこと。
さらに、この家を素人4人で一か月で作れるというから驚きです。耐用年数も何百年。
夏は涼しく、冬は暖かい家
夏は暑く、冬は寒い日本。当然エアコンが必要と思いますが、このストローベイルハウスはそのエアコンを必要としません。
- 天井には風力を使った換気扇、部屋の中を床下や北側の冷たい空気が流れてくる
- 屋根の上には太陽光を遮熱するススキが張ってある
- 屋根は二重構造になっていて、屋根が熱くなると空気が自然に流れて屋根を冷やす
- さらには天井裏にはもみ殻を詰めて断熱している
こういう組み合わせで真夏でも室内をひんやりした状態に維持できるから、エアコンは不要というのです。
女性でも作ることができる家
ストローベイルハウスは稲わらやススキなど、軽い素材で作られているので、女性でも作ることができるのだとか。
実際に、ストローベイルハウスを作られた佐賀県唐津市に住む本山早穂さんという女性もいらっしゃいました。
埼玉県の鳩山町にストローベイルハウスの集合住宅がある
ストローベイルハウスについていろいろと調べていると、
埼玉県の鳩山町という場所に、PeaceVillaという集合住宅がありました。
とても気になって問合せをしてみましたが、返信は来ませんでした。忙しいのかな。
さいごに
今回は、こういう家があるということを知っていただきたくて記事にしてみました。
いかがだったでしょうか?
こういうエコでサステナブルな住宅が主流になることで、
電力を必要としなくて、さらに環境に優しいことが現実になりますね。
これからの時代、この本に書かれていることが実現されたら、とても面白そうだと思います。
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