【2カ月間】ゆるいシュガーフリー生活で変化が起こったこと

砂糖はソフトドラック。

そういう言葉をよく聞くようになりました。

一度取ってしまうと、麻薬中毒※のごとく、砂糖を摂取しないと落ち着かなくなってしまいます。

※ある動物実験を行った結果によると、砂糖にはコカインやモルヒネよりも高い中毒性と依存度があることが分かりました。長期間、砂糖を摂取しない動物は狂暴化するといいます。我が家も普段、長年の習慣から、子供がチョコレートを食べているのですが、しばらく食べていないと欲しがりますし、食べた後は甲高い声を発したりもします。これも砂糖が影響していると考えれます。ただ、一度摂取すると、なかなか食べさせなくなるのも至難の業…。

参考URL:https://www.medicalnewstoday.com/releases/132530

私も過去、何度もダイエットにチャレンジして、体重が減ってきたところで気が緩み、甘いものをふっと食べたことがありました。すると、みるみるうちに食欲が止まらなくなって、あっという間にリバウンド…を何度も繰り返してきた万年ダイエッター。

(この人、今度はしっかり学習してますね…)

緩める作用のある砂糖ですから、その効果はすごいものがありますね。ダイエットで頑張ってきた緊張の網を、切れ味の良いハサミでバサバサ切っていくイメージでしょうか。そこから大量の食欲がなだれ込むという感じ。笑

以前から砂糖の中毒性や危険性は知っていたのですが、なかなか完全に断つということが難しかった。なぜなら、身の回りに当たり前のようにありふれているから!よっぽど気を付けて生活しないと、いつの間にか砂糖を摂ってしまった、ということが起こります。

けれども、ここで一大決心&ふだんの研究心が爆発。

砂糖を摂らなくなったら、体にどんな変化が起こるのだろう?

ダイエットだけでなく、健康のためにも、砂糖をやめよう!と意識して、ここ二ヶ月過ごしていました。

そうしたら、ふと気づいたら、ある大きな変化があったので、ブログに書いていきます。

シュガーフリーとは

シュガーフリーとは文字のごとく、砂糖を口にしないことです。

砂糖とは、一般的に言われている白砂糖だけでなく、食べ物から分離された砂糖も含まれます。

具体的には、

白砂糖・黒砂糖・はちみつ・異性化糖・果糖ブドウ糖液糖・グラニュー糖・三温糖・トレハロース などなど

を原則として、口にしないということです。

スーパーに行くと、ほとんどの食品に砂糖が含まれているんじゃないかってくらいです。

これを厳密に実行しようとすると、ほとんどの食材を購入できなくなる恐れがあります。

パンやハムやドレッシング、醬油などの調味料など…ほぼすべての食材にこういった類の砂糖が入っていますから。

私が行った「ゆるいシュガーフリー」のルール

食べ物から分離された砂糖をとらないシュガーフリー。

今日から実行しよう!と思っても、いま食べるものすら危うくなる危険が。また、いきなり一切の砂糖をとらなくなると、前述のごとく、離脱症状に悩まされるでしょう。

そこで、ゆるいシュガーフリーのルールを独自で作って、段階的に砂糖の量を減らしていく作戦を取りました。

ゆるいシュガーフリーのルール

  • 砂糖の入ったおやつを食べない
  • 飲み物はお茶 or カフェチェーンの無糖のラテ※まではOKにする
  • ドレッシングや調味料の含まれる砂糖は今まで通り摂取してもOK
  • みりんの代わりに「甘酒」を使う

気が緩むと、砂糖の入ったおやつも食べていましたが、これらも二か月間は封印していました。

もともと、甘い飲み物が苦手で、飲み物はお茶でしたが、カフェチェーンではたまにフラペチーノなどの甘い飲み物を飲んでいました。けれども、このフラペチーノの類は摂らないことを決心。

ドレッシングや調味料を一切使えなくなると、家族もいますし、日々の料理に困るので、これは許容していました。ゆくゆくは減らしていけたらいいなという考えです。ただ、みりんの代わりに「甘酒」を使うなど、少しは工夫して食べていました。

例外として、どうしても食べたくなったときの「甘酒」「黒糖」は許容しています。

また、人付き合いの都合上、どうしても食べなければいけないとき※は少量食べていました。

※人から好意で甘いもの貰うときってあるじゃないですか。その場で美味しいから食べてみてっていう場面。ああいう場面で食べませんっていうのも、勇気要りますからね。場の空気を壊すし。だから、許容できる程度で食べたりはしてました。

※完全に余談ですが、スタバの無糖と謳われるアーモンドミルクラテだって、添加物としてお砂糖入ってます。毎日スタバに行って仕事するのが日課で、ラテ飲めないのはつらいので、これだけは許容していました。

参考になる方もいるかもしれないので、カフェチェーンで使われている代替ミルク(豆乳、アーモンドミルク、オーツミルク)の成分についてシェアします。

スターバックスで使われている代替ミルクの成分について

豆乳

  • 大豆
  • 砂糖
  • 植物油脂(大豆油、米油)
  • 天日塩
  • 乳酸カルシウム
  • ph調整剤
  • 乳化剤(植物性由来)
  • 糊料(ガラギナン)
  • 香料
  • ※動物性含まれず

アーモンドミルク

  • アーモンドペースト
  • 植物油脂
  • 食物繊維
  • 砂糖
  • 食塩
  • アーモンドオイル加工品
  • 乳化剤(動物性由来)
  • セルロース
  • ph調整剤
  • 香料
  • ※動物性含む

オーツミルク

  • オーツ麦
  • 植物油脂
  • 食塩
  • ph調整剤
  • 炭酸カルシウム
  • 安定剤
  • リン酸カルシウム
  • ※動物性含まれず

スタバは牛乳もスタバオリジナルブレンドの加工乳です。原材料は、濃縮脱脂粉乳、生乳(50%)、クリーム。

ドトール、エクセルシオール、カフェドクリエの豆乳やアーモンドミルクにも同じような添加物入っていますから驚きです。

余談は以上です。

ちなみに、私が甘酒や黒糖を許容する理由を書きます。

甘酒の糖を許容する理由

白砂糖は体に良くないのは知っているから、黒糖や甘酒はミネラルも入っているし良いんじゃない?と思う方もいると思いますが、すべて糖分になりますから、摂りすぎはよくないのです。

その中でも甘酒は糖類の中でも二糖と呼ばれるマルトースになります。

参考URL:https://www.city.himeji.lg.jp/atom/research/manako/428_s.pdf

糖類は糖類なのですが、それでも甘酒を許容しているのは理由があります。

それは、発酵食品だからです。

わたし自身、甘酒を取り入れてからお通じが良くなったこともありますし、発酵食品には酵素がたくさん含まれています。

酵素を発すると呼ばれて「発酵」というように、酵素をたくさん取り入れることで、免疫力や自然治癒力のアップ、細胞 の修復、神経やホルモンのバランス調整、代謝促進、老化防止、腸内環境を整える、など健康に有益な効果があります。

ですから、毎朝や昼食に、甘酒を混ぜたヨーグルトドリンクを飲んでいます。

黒糖の糖を許容する理由

黒糖は糖類の中でもショ糖と呼ばれるものです。

摂りすぎは体によくないのですが、その中でも、黒糖は自然に近いもので作られていて、ミネラルを含んでいるので選びました。

本当に甘いものが食べたくてどうしようもないときに食べていました。

とはいえ、黒糖もこの二ヶ月の間に取ったのは2~3回程度です。

以上が、私が行ったゆるいシュガーフリーですが、気づけば大きな変化がありました。

ゆるいシュガーフリーでも起こった変化とは

こちらにも一度ツイートしていますが、怒りの沸点が下がりました。

最近の言葉でいうと、砂糖の摂取を控えることでキレにくくなりました

話題の言葉でいうとアンガーマネジメント?

以前は、自分でもコントロールできないほどの怒りがあったのですが、砂糖の量を減らしていくたびに、以前ほどの自分を見失うほどの怒りが出てこなくなりました。それでも、少しは摂っているので、怒ってしまうときはありますが、あきらかに以前とは違います。

今後のゆるいシュガーフリーは

完全に砂糖を絶ったわけではないのに、この変化。

完全に砂糖を絶ったら、どんな変化があるのだろう?と気になりますよね。

とはいえ、完全なシュガーフリーはものすごくハードルが高いですし、急激な変化はストレスになり、ダイエットの様にリバウンドの繰り返しになりかねませんから、これからも段階的に砂糖を減らしていきたいと思います。

具体的には、ドレッシングに含まれる砂糖類も抜いたり、カフェではラテを飲まない…とか(ラテ飲まない方がハードル高し)

一か月に一個、新しいルールを追加する、くらいのゆるさで、これからもゆるいシュガーフリー生活続けて行きます。

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